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アンコール・ワットとアンコール・トム

 世界遺産

クメール建築の最高傑作

アンコール・ワット

Angkor Wat

12世紀の前半に、30年の歳月をかけて造営されたビシュヌ神を祭るヒンズー教寺院、そして創建者であるスーリヤバルマン2世の墳墓だったとされます。
建物は東西およそ1500メートル、南北およそ1300メートルの掘で囲まれ、面積およそ200ヘクタール。西側の掘の中央に橋がかけられ、参拝者は西門から境内に入ります。内部は外から中央に向かって第1回廊・第2回廊・第3回廊・そして中央祠堂と続き、中央祠堂を頂点にピラミッドのような形になっています。これは神々の住む須弥山(メール山)を表現したもので、中央祠堂が須弥山、回廊はヒマラヤ山脈。参拝者は天を仰ぎ見るように中央祠堂=神の世界に向かっていくことになります。とりわけ日の出の風景は荘厳の一言。建物は真西を向いているため、春分の日と秋分の日は、参道から眺めると5つの尖塔の中央から日が上ります。第3回廊の急な階段を昇り、上から眺めるアンコール遺跡の眺望も圧巻です。なお、神聖な場所である第3回廊に上るためには帽子を脱ぎ、女性は体の露出が大きすぎない服装をすることが求められます。
回廊をびっしりと埋め尽くす浮き彫りも圧巻。創建時には金箔が貼られていたという華麗な絵巻図です。ヒンズー教の神話からとったものが多く、「ラーマヤーナ」「マハーバーラタ」、そしてビシュヌが大海をかき混ぜて世界を生み出した「乳海攪拌」、「天国と地獄」などが有名です。寺院各所にたたずむアプサラや女神たちの浮き彫りも見ごたえ十分。また、江戸初期の日本人・森本右近太夫が残した落書きも今も残されています。

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    (c)ASEAN-Japan Centre
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    (c)ASEAN-Japan Centre
    中央祠堂
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    (c)ASEAN-Japan Centre
    レリーフ「天国と地獄」
  • [アクセス]シェムリアップ中心地から車で約20分

    [その他]日の出、夕刻の時間帯が特にすばらしいと言われています。正面が西向きのため、午前中は逆行に。写真を撮るなら午後がおすすめです。

アンコールワット第三回廊 クローズ日

アンコールワットの第三回廊は仏教の日(トゥガイ・セル)はクローズされ、入場することができません。2016年の仏教の日は下記ページにてご確認ください。
http://www.dtac.jp/asia/cambodia/news_501.php

 世界遺産

アンコール王朝時代の宗教都市

アンコール・トム

Angkor Thom

12世紀の後半に、ジャヤバルマン7世によって造営された仏教寺院などの建築群であり、「アンコール・トム(大王都)」の名が示すとおり、王宮を中心にしたひとつの都市です。チャンパ軍の度重なる侵攻で荒れた国土と人心をまとめなおすために、王は仏教をシンボルにした堅固な要塞を築こうとしました。王朝の文化が爛熟した時代で、アンコール遺跡群の技術の粋を見ることができます。
一辺約3キロの環濠に囲まれた敷地に密集する遺跡、中でも名高いのがバイヨン寺院。中心には見上げるほど高い54の搭があり、四方に刻まれた観世音菩薩の巨大な顔はひとつひとつ微妙に異なり、「バイヨンの微笑/クメールの微笑」と呼ばれる神秘的な笑みを浮かべています。
第一回廊の浮き彫りは、神話を題材にしたアンコール・ワットとは異なり、貴族や庶民の暮らしを題材にとったものが多く見られます。チャンパ軍との戦い、行軍の風景、野菜や肉が並ぶ市場、闘鶏に興ずる人々、仲むつまじい夫婦の情景など、歴史的資料としても大変貴重なものです。
ほかにも構内には、ピラミッド型の寺院バプーオン、王宮、アンコール遺跡が一望できる絶景スポットのプノン・バケンなどの見所が点在。三島由紀夫が作品のヒントにしたという「ライ王のテラス」も注目です。

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    (c)ASEAN-Japan Centre
    バイヨン
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    バイヨン
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    (c)ASEAN-Japan Centre
    ライ王のテラス
  • [アクセス]シェムリアップ中心地から車で約20分。

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