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瞑想と癒し

瞑想(メディテーション)

Meditation

仏教国ミャンマーでは、古くから瞑想は修業のひとつとして行われてきました。当初は出家した僧が人里離れた場所や寺院で行うものでしたが、19世紀頃になって、出家・在家ともに瞑想を行える「座禅所」が登場したと言われています。集中力を高め心の平静を得る瞑想は盛んに行われ、独立後にはターダナー・イェイターという瞑想センターが作られ、同じ時期に政府の長官ウー・バキンによってヤンゴンに「インターナショナル・メディテーション・センター」が創設されました。当初は自分の部下やその家族たちのために瞑想コースを指導していましたが、英語に堪能だったことも手伝い、外国の要人たちもしばしばここで瞑想を行うようになりました。
ウー・バキンが亡くなったのちも、インターナショナル・メディテーションセンターは存続され、現在も外国人・ミャンマー人に区別なく瞑想の指導を行っています。
瞑想の目的は、出家者にとっては自らを律し道を究める修業のひとつです。ですが、一般の人々、あるいは外国人に向けては、リラックスして瞑想することがすすめられ、参加する人も、精神の安定や功徳を積むこと、集中力の向上、精神的なつらさからの解放、悪行の浄化、病気治療などその目的はさまざまです。近年、ミャンマーの瞑想センターは世界各国で注目されており、日本人、欧米人など外国人も多く訪れています。
瞑想の方法はその目的や手法によって分かれますが、「アーナパーナ」と呼ばれる瞑想は仏陀が菩提樹の下で行った瞑想の流れをくむもので、日本の座禅に似ています。姿勢を正しあぐらを組み、鼻の下に意識を集中し呼吸を整えていくと、やがて集中力が高まり心が澄んできます。散漫になった心を集中させることで、煩悩から解き放たれることが期待されています。これをさらにすすめたものがヴィパッサナー瞑想法。歩きながら瞑想する手法もあります。

[MAHASHIセンターの施設]
*Mahashiセンターを例に挙げます。

[Mahasiセンターとは]

場所は、ミャンマーの首都にあるヤンゴン国際空港からタクシーで20分の場所です。市内の観光案内所からも車で10分くらいで、道中に標識も設置されているので迷わず行くことができます。 宿泊施設は、僧侶と修行にきた一般人とは分かれています。もちろん男女とも別々です。施設内には必要な備品が備えられており、ベッド・洗面台・浴室・トイレが付いていて、思った以上に快適に過ごすことができます。朝食と昼食はビルマスタイルで提供されます。修行をする人は常備薬やサプリメントを持ち込むことも認められており、センター内には立派な診療所も併設されているので安心して修行に取り組むことができます。

[MAHASHIセンターのスケジュール]

3時~4時  起床・洗顔
4時~5時  団体修行
5時~6時  歩行修行、朝食
6時~9時  団体修行、歩行修行
9時~11時 お風呂、昼食
11時~17時 団体修行、歩行修行 
17時~23時 お風呂、団体修行、歩行修行
23時~3時  就寝

MAHASIセンターで行われるヨガ修行の中身についてです。同センターの起床は朝の3時。そこから朝食、昼食、お風呂の時間を挟み、夜の23時まで、座禅と歩行しながらの修行を交互に繰り返すことをルーチンとし、時折、修行中にまとめたレポートをもとにヨガの先生との個人面談を行い、その後の修行についてのアドバイスを受けます。また、週に1度は徳の高い僧の講和を聞き、ヨガに対する自信や向上心を高めていきます。単調だけどじっくりと自分自身と向き合う時間をつくるからこそ、新たに気づくものがあるのかもしれません。ちなみに夕食は配給されておらず、正午以降は食事を慎むのが基本。ただしソフトドリンクや「ジャガリー」と呼ばれるココナツ椰子の樹液から採れる粗黒砂糖は食べることが認められているので、慣れると一般の人でも大丈夫とのこと。こうした修行の期間は6~12週間。本当に心を磨きたい…、貴重な知識と体験を得たい…という人たちが世界中から集まってきているのです。

[ビザの取得]

ミャンマーのMahasiセンター。本格的なヨガ修行を体験してみたい…という人であれば、私たち日本人でも快く受け入れてもらうことができます。施設内での修行期間中は、すべて寄付によって賄われるため、費用はあまりかかりません。ただし、あくまでも「本格的な修行」が前提となりますので、その点にご注意下さい。短い期間(4週間以内)で修行を切り上げる人もいるようですが、だいたいは6~12週間の修行行う人が一般的です。4週間以上の長期の修行を希望する人は、まずは書面でBuddha Sasana Nuggaha協会への申請を行い、紹介状を得る必要があります。その紹介状を大使館ならびに領事館に提出し、晴れて瞑想ビザが下ります。

  • [外国人を受け入れているメディテーション・センターの例]

    インターナショナル・メディテーション・センター

     

    マハシ・メディテーション・センター

    [Website]http://www.mahasi.org.mm

     

    チャンミ・メディテーション・センター

    [Website]http://chanmyay.org

     

    *外国人を受け入れているところには限りがあります。外国人が瞑想を行うためには「瞑想ビザ」を取得しますが、そのためにはメディテーション・センターの受け入れ状が必要です。

隣国からの影響を受けたマッサージ

アーユルヴェーダや漢方、タイマッサージなど隣国からの影響を受けミャンマーにはさまざまな施術の技術が入ってきています。ただ、観光客が気軽に訪れられる施設はまだまだ少なく、高級ホテルのスパなどが現時点ではおすすめ。ヤンゴンでは、街なかにマッサージ店も増えてきていますので、興味があればガイドに聞いて見るといいでしょう。

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