旅の基本 情報旅の準備
通貨・両替・チップ
- 通貨
- 通貨はジョージア(グルジア)ラリ(GEL)。補助通貨はテトリで、1ラリ=100テトリ。紙幣は、1、2、5、10、20、50、100、200ラリの8種類、硬貨は、テトリが1、2、5、10、20、50の6種類、ラリは1、2の2種類あります。1ラリ=44円(2018年1月現在)
- 両替
- トビリシ市内には両替店が数多くあります。ただし両替できるのは、アメリカドルかユーロ、日本円の両替は難しいと思ってください。
- 物価
- ミネラルウォーター(500ml)は0.3~0.6アメリカドル(銘柄による)、缶ビールは地元のビールですと0.5~1.0アメリカドル。一般的なローカルレストランでのディナーは食事の内容にもよりますがだいたい15~20アメリカドルです。タクシーは日本のように定額制ではありません。トビリシの空港から市内までの場合、安いと20~30ラリ、高いと40~50ラリぐらいです。(2015年9月現在)
時差・通信・電圧
- 時差
- 日本時間-5時間。現地の正午は、日本の午後17時です。国内の時差、サマータイムはありません。
- 電話
- ジョージア(グルジア)の国番号は995で、トビリシの市外局番は32です。携帯電話GSM900~1800のネットワークがあります。携帯電話や他の市へは、まず8をダイヤルした後にそれぞれの番号。国際電話は8と10、国番号の後、それぞれの番号となります。市内には公衆電話もあります。
- インターネット
- ほとんどのホテルで無線LAN設備が整っています。カフェなどのなかにも、無線ランの設備があるところもあります。ネットカフェは1時間1~2ラリほどです。地方都市は数が少ないので注意を。
また、この地域で使われることが多いロシア語版のWindows XPには、日本語は入っていません。
- 郵便
- エアメールは日本まで1枚2.4ラリで小包は日本まで3キロで44.5ラリです。ホテルなどでも出せますが、急ぎの場合は郵便局に行ったほうが確実でしょう。
- 電圧とプラグ
- ジョージア(グルジア)の電気は50ヘルツで220ボルトです。日本の電気器具は変圧器が必要です。EUで使われている標準的なプラグ(Cタイプ)がジョージア(グルジア)でも利用できます。
旅のシーズン・服装
- 旅のシーズン
- 日本の東北地方とほぼ同じ緯度ですが、コーカサス山脈の影響を受けています。7月と8月は40度近くまで上がることがありますが、山岳地帯へ行くならこの季節が最適です。
ジョージア(グルジア)は冬も温暖だといわれますが、それは黒海沿岸やトビリシ周辺のこと。内陸部は過ごしやすい気候が続く5月と9月がおすすめです。
- 東ジョージア(グルジア)
丘陵地帯が多く、シハラ山(5068メートル)を最高峰にした大陸性気候。夏は30度から35度近く、冬場は氷点下に気温が下がることもあります。
- 西ジョージア(グルジア)
沿岸の平野部は湿潤な亜熱帯気候で、高原は地中海性気候です。特に沿岸部は降水量が多く冬でも暖かい気候です。夏は30度くらいで、冬場も最低気温が10度程度です。
- 旅の服装
- 気候は温暖なので、日本とほぼ同じ服装で大丈夫です。ただ冬季の内陸部、特に大コーカサス山脈では10月~4月ごろまで雪が降り、冷え込みも-10~-20度と非常に厳しいのでこの時期は防寒の準備が必要です。