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ブラショフとその周辺

ブラショフ

Brasov

トランシルヴァニア地方にあるルーマニア第2の都市です。中世の街並みを残した美しい都で、これぞ古き良きヨーロッパの趣を醸し出しています。多くの観光客がこの景色に魅了されてしまいます。主な観光スポットは、「黒の教会」、「要塞教会群」、そして吸血鬼ドラキュラの舞台「ブラン城」などです。

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    (c)ルーマニア政府観光局
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    (c)ルーマニア政府観光局

ブラン城

Bran Castle

ブラショフ市近郊のブラン城は、14世紀に建てられました。ヴラド・ツェペシュ領主(ドラキュラ伯爵のモデル)は、このお城によく来たといいます。中世には別々の国だった、「トランシルヴァニア」と「ムンテニア」の国境に建設されました。石造で、商人たちが行き交う道路の関所を、崖から守る役割を持っていました。1918年の建国後、ブラショフ市は当時のマリア女王に、この城を授けました。現在は博物館として見学できます。14世紀と19世紀の、武器、鎧、家具、絵、イコンなどが展示されています。

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    (c)ルーマニア政府観光局
  • [アクセス]ブラショフのバスターミナル、アウトガラ・ドイからバスが出ており、所要時間は約1時間。

    [開館時間]夏期9:00~18:00(月曜12:00~) 冬期9:00~16:00(月曜12:00~)

    ※12月24日〜1月4日は開館時間が変動しますので、ご注意ください。

    [休館日]無休

    [入館料]30RON(6.6EUR) 学生15RON(3.3RON)

    [Website]www.bran-castle.com

ルーマニアのドラキュラ伝説

photo ヴラド三世(ヴラド・ツェペシュ)は、1456年-1462年にワラキア公国王として在位したルーマニアのドラキュラ伝説のモデルになった人物です。彼は若き日、コンスタンチノープル(現イスタンブール)遊学中にビザンチン帝国の滅亡(1453年)に遭遇、オスマン・トルコ帝国のメフメト二世の捕虜となります。やがて許されて国へ戻り、ワラキアの支配者となりますが、約束していたトルコへの貢納金の支払いを拒否し、スルタンから派遣された兵士を生身のまま串刺しにした残虐な行為から、ツェペシュ(串刺し公)とあだなされました。
「ドラキュラ」の名は、彼の父親が神聖ローマ帝国皇帝から授かった、竜(ドラゴン)が彫られたメダルに由来します。父はそのため「ドラクル」あるいは「ドラキュラ」と呼ばれ、その名が家名となったのです。ドラク(DRAC)とは、 ルーマニア語で「悪魔」のこと。シギショアラの生家、ブカレストをはじめ、各地にヴラド・ツェペシュゆかりの城跡がいくつも残っています。
「吸血鬼ドラキュラ」は、彼の行状を年代記で読んだアイルランドの作家、ブラム・ストーカーのフィクションです。

写真提供:ルーマニア政府観光局

黒の教会

Black Church

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(c)ルーマニア政府観光局

ブラショフの町の中心にそびえ建つ、高さ65mのトランシルヴァニア地方で最大の後期ゴシック教会。名前の由来は、1869年にブラショフがハプスブルクの軍隊に攻められて、火事でこの教会も焼け、この時、外の壁が黒焦げになったことから「黒の教会」と呼ばれるようになりました。教会の内部には、トルコやアナトリア産の絨毯、タペストリー、そして1839年に製作された、4000本ものパイプと4つの鍵盤を備えた、ルーマニア最大級のパイプオルガンが飾られています。

  • [アクセス]ブラショフの町の中心地。鉄道駅から中心街へはバスで10分程。

    [開館時間]夏期10:00~19:00(日曜12:00〜) 冬期10:00〜15:00(日曜12:00〜)

    [休館日]月曜日

    [入館料]8RON 学生5RON

 世界遺産

トランシルヴァニア地方の要塞教会群のある集落(ブラショフ周辺)

1993年、世界文化遺産に指定され、1999年にプレジュメールの要塞教会なども含め拡大指定されました。トランシルヴァニア地方を、度重なる遊牧民やオスマン・トルコの侵略から守るために作られた強固な要塞群です。

■プレジュメル要塞教会(Prejmer)
ブラショフから15km。14~15世紀に建てられた円形の教会です。鉄製の門や跳ね上げ橋は、厚さ3~4m、城壁は高さ12mと、要塞教会の中でも重厚な建築物です。有名なのは「死のオルガン」という名の武器。いくつかの投石機や大砲を並べて同時に発射し、侵略軍に大きなダメージを与えるというものです。深い堀には水が張られ、防衛力をさらに向上させています。教会はトランシルヴァニア地方では古いもので、建築様式も異なっています。教会の中の聖壇は15世紀の貴重な作品です。

■ヴィスクリ要塞教会(Viscri)
ブラショフから60kmのヴィスクリ村にあります。英国のチャールズ皇太子も訪れたことがあります。ロマネスクの教会はゴシック様式で、13世紀創建後、14~15世紀に再建。ホールのような構造で、東側に合唱団用の建物、西側には大きな塔があります。内部には、ロマネスク様式のアーチ、聖壇、彫刻などの美術作品が残っています。城壁には、3つの天守閣と2つの稜堡があります。1970~1971年に大規模な修復作業が行われ、東向きの稜堡も建て直されました。

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    (c)Exact Tours
    ヴィスクリ要塞教会
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    (c)Exact Tours
    ヴィスクリ要塞教会

要塞教会の歴史

12世紀、豊かさで知られていたトランシルヴァニア地方に「サシ」というドイツ系(現在のザクセン地方)の人びとが商売を興すために入って来ました。中世のこの時代は、周辺の遊牧民族たちの攻撃が激しい時代でした。例えば1394~1690年の3世紀にわたり、トランシルヴァニア地方はオスマントルコに14回も侵略されています。村民を守るための強固で城壁の厚い要塞教会は生活のために必要なもので、外敵に包囲されてもしばらくは暮らせるように、内部には水や食糧などの生活物資を備蓄していました。建築様式はバロック様式ですが、内部は質素。1600年頃、このような要塞教会は600ヶ所ありましたが、現在残るのはその半分ほどです。

ブラショフから足をのばして、王侯貴族の別荘地へ

シナイア

Sinaia

1874年までは普通の村だったのですが、貴族のカンタクジオが、シナイアと新しく名づけました。ブチェジ山麓の、針葉樹森に囲まれたリゾートです。近くには、プラホヴァ川が流れています。一番の観光スポットは、ドイツ・ルネサンス様式のお城・ペレシュ城。1875-1883年、当時の国王カロルI世によって造営され、歴代の国王の夏の住居として使われてきました。現在は博物館となっており、高価な絵、タペストリー、家具、武器のコレクションなどを見ることができます。隣には、規模の小さい「ペリショル城」もあります。ルーマニアでの有名な作曲家エネスクもよくここに来て作曲をしていました。現在のシナイアは、新しいホテルもたくさん並ぶリゾートとなりました。プラホヴァ川沿いの国道を進むと、プレデアル、ブシュテニ、アズガなど、次々と有名なリゾートがあらわれます。マラムレシュ地方の「ボルシャ」や、ブコヴィナ地方の「ヴァトラドルネイ」同様評判の良いスキーリゾート地です。

  • [アクセス]ブカレストから

    鉄道が1日20便程。所要時間は1時間半~3時間/運賃は約17.0~100RON。

    ブラショフから

    鉄道が1日20便程。所要時間は約1時間~1時間30分/運賃は6.0RON~70.0RON。

    またブラショフからはバスも通っています。

    ※所要時間や運賃は、鉄道・座席により異なります。

シナイア僧院

Sinaia Monastery

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(c)ルーマニア政府観光局

17世紀にワラキア公カンタクジノがこの地を訪れたのを記念して建立された僧院。
門から入り正面に見える大教会は、1846年に修道院長により建立されたものです。左側の門をくぐった所には古い教会があり、この教会は17世紀末にカンタクジノの跡を継いだブルンコヴェアヌ公が細部を増築した以外は、当時のまま保存されています。教会の入り口に描かれたフレスコ画は必見です。

  • [アクセス]シナイア鉄道駅の正面にある階段を上がり、カロル1世通り(Bd.CarolⅠ)に出る。

    その後オクタヴィアン・ゴーガ通り(Str.Octavian Goga)を道なりに歩いて行く。徒歩5分程。

    [開館時間]8:00~20:30

    [休館日]無休

    [入館料]4RON 学生:2RON

ペレシュ城

Peles Castle

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(c)ルーマニア政府観光局

ルーマニア中央部の町シナイアにある有名なドイツ・ルネサンス様式の宮殿。1875年から8年もの歳月をかけて、カロル1世がルーマニア王室の夏の離宮として建てた宮殿です。ルーマニアの中では最も壮麗な城と称されるほど美しく、城内はカロル1世が集めた彫刻品、絵画などの美術品や、金銀、中世の武器などが展示される博物館になっています。宮殿内の部屋数は160はあるといわれ、噴水が設置された庭園からは、美しいシナイアの渓谷が一望できます。

  • [アクセス]シナイア僧院の裏の道を更に15分程進んだ場所。

    [開館時間]9:15~16:15(水曜のみ11:00~16:15)

    [休館日]夏期は月曜日 冬期は月、火曜日

    [入館料]20RON 学生5RON カメラ持込32RON

    [Website]www.peles.ro

フネドアラ城

Hunedoara Castle(別名Corvin Castle)

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(c)ルーマニア政府観光局

コルヴィン領主が15世紀に建て始めた城です。規模の大きい城で、現在は歴史博物館になっています。また、ここにはドラキュラ伯爵として有名なヴラド・ツェペシュが1462年から7年ほど幽閉されていたと言われています。

  • [アクセス] 鉄道でブカレストからシメリアに向かい、シメリアで乗り換えてフネドアラに向かいます。

    ブカレストからシメリアまで約8時間。シメリアからフネドアラまで約20分 。

    [開館時間]5月〜8月 9:00~18:00 9月〜2月 9:00~16:00 3月〜4月 9:00~17:00(一年中、月のみ9:00~15:00)

    [入館料]10RON 学生5RON カメラ持込5RON

    [Website]http://castelulcorvinilor.ro

ポヤナ・ブラショフ

Poiana Brasov

ブラショフ市近郊の山岳リゾート。ポスタヴァル山麓・標高約1,028mのところにあり、夏はトレッキング愛好者でにぎわい、冬はスキーリゾートとして100年以上前からヨーロッパでは知られていました。初心者~上級者まで楽しめるように、長さ300m~3,820mの何種類ものゲレンデがあります。リフト、ロープウェイも整備され、上質のパウダースノーの中で、子供から年配者までスキーを楽しめます。初心者向けにスキー講習もあります。ソリ用のゲレンデ、スケートリンクもあります。

  • [アクセス]ブラショフからバスで約25分/運賃は約3.50RON。バスは約30分毎に出ている。

温泉保養地

バイレ・トゥシナド温泉保養地

Baile Tusnad

ブラショフから北に約70km。オルト川沿いにあるトゥシナドは火山やその他山々に囲まれた美しい町です。温泉の効能は実に多く、天然のマグネシウムや炭酸、重曹成分が多く含まれて、神経痛やぜんそく、高血圧や内分泌科などによく効くとされます。近くにはBalvanyos(バルバニアス)やCovasna(コバスナ)などの温泉地もあり、心臓血管や神経などに効果があると言われています。

  • [アクセス]ブカレストより鉄道で4時間30分ほど。

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