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マラムレシュ地方

 世界遺産

マラムレシュ地方の木造教会群

1999年、世界文化遺産に指定されました。マラムレシュ地方には独特の木造建築文化が残り、特に教会はその特徴をよく伝えています。建物全てが木造で、基礎の石もありません。屋根は高く、長く四角いとんがり帽子のような形をしています。内部はきわめて質素ですが、木の柱や棟には太陽や綱などの模様の彫刻が施され、レースのような軒、魚の鱗のようにカットされた木の屋根瓦も特徴的。壁には布地の絵画が貼られ、聖書の物語から村びとの日常の生活風景までさまざまなものが描かれています。

■シュルデシティ村の教会(Surdesti)
バイア・マーレ市から18km。ヨーロッパの木の教会の中で、最も高い標高にある教会です。1721~1724年に完成。名前の意味は「大天使」。建物の高さは54mです。内部には、布絵が掲げられています。構造を支える棟木には太い樫の丸太を使用。長さ16mのベランダや二重式屋根、尖塔の下部の小さな4つの塔がユニークです。

■ブルサナ村の教会(Barsana)
シゲット・マルマツィエイ市から17km、バイア・マーレ市から55km。1720年に建て始められ、完成したのは1800年。二重構造が特徴です。聖壇には当時の有名画家が描いたという絵が残っています。建設の途中段階から神父の住居が教会の周辺部に建てられたため、教会に加え当時の住居を知る貴重な複合記念物となっています。

■イェウッド村の教会(Ieud)
ボルシャ市から25km。1364年に建てられ「聖処女マリアの誕生」という名前がついています。マラムレシュ地方の木の教会の中で、最も古いものです。神秘的な雰囲気が魅力的。仕上がりも立派で、壁面いっぱいに絵が描かれ、たくさんの木彫とガラスのイコンが飾られています。

■ポイエニレ・イゼイ村の教会(Poienile Izei)
シゲット・マルマツィエイ市から50km。教会の名前は「聖パラスキヴァ」、1604年創建。1794年頃に民俗的な要素がつけ加えられ大勢の村びとが入れるように、内部構造も改築されました。

■ブデシティ村の教会(Budesti)
シゲット・マルマツィエイ市から26km。バイア・マーレ市から44km。この教会には「聖ニコラエ」の名前がついています、1643年創建。長さ18m、幅8mの大きな教会です。木彫の装飾がとりわけ美しく、木にもガラスにもイコンが描かれています。「プラズニカレ」というイコンは、両面に絵が描かれています。尖塔の下部ある大きな鐘は今でも使われており、毎週日曜日、村びとに祈りの時を告げます。

■デセシティ村の教会(Desesti)
シゲット・マルマツィエイ市から25km、バヤマスプリエ市から31km。教会の名前は「聖パラスキヴァ」、1770年創建。内部の絵は有名な「ラドゥ・ムンテァヌ」という画家が描いたもの。木の調和がとれた構造が特徴と言われています。木彫は美しいですが、全体的には質素な造りです。

■プロピシュ村の教会(Plopis)
バイア・マーレ市から15km。教会の名前は「大天使」、創建は1796年~1798年。絵が描かれたのは1811年です。マラムレシュ地方の南にあるこの教会の建築様式には、トランシルヴァニアの影響が見受けられます。屋根の内部がアーチ形なのは地域で唯一です。高い壁面と二重式の窓も特徴です。

■ロゴス村の教会(Rogoz)
バイア・マーレ市から52km。1600年に建てられ、1785年に内部の絵が描かれました。内部空間がとても狭く間口も小さく、天井の高さは一番高い場所で3mしかありません。

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    (c)ルーマニア政府観光局
    シュルデシティ村の教会
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    (c)ルーマニア政府観光局
    ブルサナ村の教会

陽気な墓

Merry Cemetery

サプンツァ村(Sapanta)には「陽気な墓」と呼ばれる有名な観光名所があります。1935年に木彫り職人の青年スタン・イオン・パトラッシュ氏が、墓に眠る故人の生前の生活や職業、趣味などを墓標に刻み、カラフルに彩色したのが始りです。墓標の中には、亡くなった経緯について刻まれてるものもあり、ギョっとする場面も。しかしパトラッシュ氏の、愛する者を失った悲しみを乗り越え、その傷が癒えることを願い作られたこの陽気な墓は、彼が没した今でも弟子たちに引き継がれています。

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    (c)ルーマニア政府観光局
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