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2012.06.08

ルーマニアのご当地料理第一弾 「前菜からメインディッシュ編」 

ルーマニア料理のお店に到着し、席に着いて少し歓談していると大皿に乗った5つの前菜が出てきました。時計回りから順に、焼きナスのサラダ、ザクースカ(野菜ペーストをフレッシュ野菜に乗せた一品)、キノコのマリネ、瑞々しいレアチーズwith香草、魚卵のペーストとなっていて、プイデと呼ばれるパンに付けて食しましたがどれもが絶品でした。特に魚卵のペーストですが、ルーマニアではコイやニジマスなどの「川魚の卵」で作れることが多く、今回頂いたものにはイクレ(鱈子)が使用されていました。さて、ここで問題です!この前菜のどれにも当てはまることがあるのですが、何だかお分かりでしょうか??答えは、「保存食」です!!昔のルーマニアは現在と比較して交通手段が発達しておらず、特定の時期、特定の季節の食糧を保存食にして食べる風習が現在でも受け継がれています。各家庭には食糧庫のような設備が存在し、そこにビン詰めした食糧を保存するわけですね。そのままの状態でも3~4か月は持つようですが、塩分や油を少量入れることで、さらに保存期間を長くする工夫も凝らされています。
次に頂いた料理は「鯰のサラムラ」と呼ばれるスープでした。ルーマニアの方言で「サラムサ」とは「塩水」を意味しますが、お魚が入ったスープの意味も含まれています。鯰の味は淡白でしたが、スープの風味と鯰本来の香りがマッチしており、喉越しがとても良くスーッとお腹に入っていきました。ルーマニアの「サラムサ」も前菜に出てきた「魚卵のペースト」と同様に、鯰のような川魚を使用する機会が多いようです。メインディッシュはロールキャベツでしたが、皆様!!普通のロールキャベツではございません。ルーマニアでは「サルマーレ」と呼ばれていて、ママリガと呼ばれるトウモロコシの粉をお湯で溶きながら煮たものと一緒に出できます。このサルマーレも実は保存食の1種で、発酵させたキャベツの葉を使用しているのが特徴です。中身はお肉とライスがぎっしり詰まっていて、ボリュームもありとても美味しく頂きました。このルーマニア風ロールキャベツ「サルマーレ」にも、ルーマニア独自のお話があり、親から子へ、そして子から孫へと伝承される料理になっています。娘さんが結婚をして家を出ていく際には、母から嫁へと「サルマーレ」の味が引き継がれていき、それが次の世代の子へと引き継がれます。なので、家庭によって味の差異はありますが、なんとも一度は食してみたい伝統料理になっております!ここだけでは全てをお伝えできませんが、是非皆さんも魅惑のルーマニア料理にチャレンジしてみて下さいね!次回はルーマニアのワイン、デザートについてお送り致します。

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    (c)Nonaka
    ルーマニア料理 前菜
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    サルーマレwithママリガ
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    (c)Nonaka
    鯰のサラムサ(スープ)

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