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2015.11.25

モルドヴァ地方 5つの修道院群〜外壁を埋め尽くす鮮やかなフレスコ画

モルドヴァ公国が栄えていた15~16世紀に、当時の領主シェテファン大公らにより多くの修道院が建てられました。その中でも保存状態が良く有名なのがヴォロネツ・モルドヴィツァ・フモール・アルボレ・スチェヴィツァの5つの修道院です。外壁を埋め尽くす鮮やかなフレスコ画が魅力で、5つとも世界遺産に登録されています。そんな5つの修道院をご紹介します。

一つ目は「ヴォロネツ修道院」。1488年にシュテファン大公により建てられました。外壁の壁画は素晴らしく、中でも東壁にある「最後の審判」は傑作と言われます。また、壁画に使われている青の色彩がとりわけ美しく、「ヴォロネツの青」として世界的に有名です。

二つ目はモルドヴィツァ修道院。1532年にシュテファン大公の息子ペトゥル・ラレシュが建てました。ラレシュが建てた修道院の中で最も美しいと言われており、壁画の完成には5年もの年月を費やしました。聖マリアをテーマにした壁画が多いのですが、「コンスタンチノープルの包囲」の絵も有名です。モルドヴァ国を攻撃したオスマントルコ軍を憎み、「絶対的な不服従を誓う!」というメッセージが込められています。

3つ目はフモール修道院。領主ペトゥル・ラレシュと親戚の貴族トァデル・ブブヨグにより建てられた小ぶりな修道院です。1535年に描かれたフレスコ画も残り、手がけたのは当時有名だったトマという画家でした。聖書のシーンがたくさん描かれています。

4つ目はアルボレ修道院。シュテファン大公が領主だった時代の貴族ルカ・アルボレが手がけ、彼の死の40年後に完成しました。壁画は十字架をテーマにした絵がほとんどで、特に有名な絵は312年のコンスタンティヌス帝とマクセンティウスとの戦闘シーンです。

最後5つ目はスチェヴィツァ修道院。1582〜1584年に建てられました。5つの修道院の中では最大の規模で、外壁のフレスコ画の保存状態も最もいいとされます。ただ、なぜか世界遺産に登録されたのは5つの修道院の中で最後でした。要塞のような外観で、壁画は緑をベースに赤紫と青を中心に描かれ、さらには金色が多用されており、「緑と光で作られた歌」と讃えられています。最も有名な壁画は北面にある「天国の梯子」で、西面に「最後の審判」、南面に「エッセイの樹」、東面に「聖人伝」。

[アクセス]
5つの修道院はどれも交通の便があまりよくないところにあるので、タクシー利用をおすすめします。道路事情などで5つ全てを一日でまわるのは厳しい場合もあるので、事前にドライバーさんとじっくり相談してくださいね。

写真:すべてルーマニア政府観光局提供

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    ヴォロネツ修道院
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    モルドヴィツァ修道院
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    スチェヴィツァ修道院

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