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キューバ基礎知識

キューバ国旗

国の花
国の花:ハナシュクシャ

国の概略

国名 キューバ共和国 Republic of Cuba
首都 ハバナ
人口 約1,126万人(2014年 / 世銀)
政体 共和制(社会主義国)
民族 ヨーロッパ系25%、混血50%、アフリカ系25%(推定)
自然・地理 面積110861平方キロで日本の本州のおよそ半分、全長1250キロと東西に細長いカリブ海最大の島国です。本島と南西の海上に浮かぶピノス島、沿岸の小島から成り立ちます。フロリダから140キロあまりでメキシコ湾の入り口に位置し、東端のウィンドワード海峡はアメリカとパナマ運河を結ぶポイントという海路の要所でもあります。
国土の6割が低地となだらかな丘、残りが山岳地帯です。東西に走る山脈がいくつかあり、東部のマエストラ山脈には最高峰トゥルキノ山(2005メートル)があります。
河川の数は200以上。河川がもたらす赤い豊かな土壌はサトウキビ栽培やタバコの葉の栽培に向いているといわれます。
海岸には美しいビーチが、山岳地帯には緑豊かな景観が、平野部分には畑や街並みが広がる美しさから「アンティルの真珠」とも賞賛されてきました。 鉄や銅、石油など資源にも恵まれた国です。
キューバの民族構成
キューバにはもともと、先住民族のシボネイ、タイノ(アラワク)がいましたが、スペイン人によって1511年に征服されたのち、虐待やヨーロッパ人が持ち込んだ疫病で100年後にはほぼ絶滅してしまいました。
現在キューバに暮らしているのは、征服者や労働者としてあとからやってきた人々。ヨーロッパ系の白人(主にスペイン系)、アフリカ系黒人、ムラート(黒人と白人の混血)、華僑などがいます。さらにメスティーソ(白人と中米先住民の混血)、レバノン人、戦前に移民した日本人、ハイチやジャマイカなど周辺カリブ諸国の人々、アメリカ人移民など実にさまざまな人々が暮らしている島です。
キューバの国旗
青と白のストライプに、中央に星を抱く赤の三角形が重なったデザイン。赤は独立のために流された血や正義、白は国家の独立を、青は独立したときの3つの州を示しています。

文化・宗教・言語

芸能
  • 踊りと音楽 植民地時代に交易の中心地として栄えたキューバは、各国の文化が交流する地でもありました。ヨーロッパ各地のダンスや音楽に加え、奴隷として連れてこられた黒人たちがそれぞれの故郷に伝わる音や動きを伝えあい、混じり合い、ソンやボレロ(キューバ独自のギター音楽)といった唯一無二の音楽世界が生み出されました。

    ソン
    前半は美しいメロディーの歌、中盤からリズムが早まるダンスパートに切り替わるアフリカ由来の音楽。ギター、マラカス、ボンゴなどの打楽器やトランペットなど6-7種が使われます。マンボやチャチャチャもここから生まれました。

    ボレロ
    18世紀末ごろスペインで発生した3拍子のダンスだったものが、キューバでアフリカ風の4分の2拍子のものになりました。セレナードのようなロマンチックな歌を弾き語り歌手達が歌いあげていました。

    20世紀に入るとラテンブームに乗って、日本でも人気のチャチャチャ、マンボ、ルンバなどが世界のダンスフロアを席巻します。やがてアメリカとキューバの関係が悪化し、一時は外の世界に広まりにくくなったキューバの音楽ですが、1997年、映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」で描かれたキューバのリズムは、再び世界を魅了しました。 現在のキューバも、音楽に満ちあふれた島です。ハバナの「キャバレー・トロピカーナ」は2000人収容の大きなキャバレーで、毎夜カリブの音楽が華麗なダンスとともに披露されています。ほかにも、多くのダンスクラブやジャズクラブがあり、毎晩遅くまで人々は音楽を楽しんでいます。

    ルンバ
    アフリカ系の打楽器と歌、踊りで構成されるダンス音楽。キューバのルンバはヤンブー(ゆっくりしたルンバ)、コルンビア(早いテンポのルンバ)、グアグアンコー(男女で踊るルンバ)の3種類があり、反復されながら変化していくリズムなど、そのエネルギッシュな音はアフリカを彷彿とさせ、欧米で流行したルンバとは少し異なるものです。

現代芸術
近年、世界的な評価を高めているキューバの美術界。革命を知る巨匠たちから、教育分野の一貫として美術教育にも力を入れてきたキューバが育てた若き芸術家たちが力をふるっています。
中国人とアフリカ系キューバ人の両親を持つウィフレド・ラム(1902-1982)は自らのルーツを見つめた「ジャングル」(1943)などを製作、国民意識を高めました。ラウル・マルティネスやマリアーノ・ロドリゲスは農民や革命家たちを描き革命を表現。革命が終了したのちは、アフロキューバン主義のネルソン・ドミンゲス、ポップ・アートの旗手レイネリオ・タマヨ、社会情勢をインスタレーションなどで表現するカチョなど、さまざまなジャンルの画家達が活躍しています。
キューバの葉巻
キューバは世界に名だたる葉巻の生産地。国内で生産された良質な葉は熟成されたのちヒュミドール(木箱)で保存。深みのある香りはキューバ独特のものとされ、愛好家に高値で取引されています。
キューバ特有の特徴は、中身の葉「トゥリパ」、内側の巻葉「カポーテ」、外側の巻葉「カパ」いずれも自国の葉でまかなっていること。土壌の種類が豊富なため、特製にあわせた葉がつくれるのです。
有名な「コイーバ」、老舗「オヨ・デ・モンテレイ」などいくつかのメーカーがあり、お土産にも人気。ただしアメリカにはキューバの葉巻は持ち込み禁止なので、帰路の経由地がアメリカの場合はご注意ください。
ところで国民の英雄チェ・ゲバラは大の葉巻好きでした。ぜんそく持ちだった彼は医者からたばこを「1日1本だけ」と告げられていましたが、彼のファンから贈られた50センチもある葉巻を吸って「約束は守っている」と秘書に言った、というエピソードがあります。
<キューバの葉巻はなぜおいしい?>
土壌の良さが他国と違うと言われています。有名なタバコの産地ブエルタ・アバホの土は黒みがかった赤土で、この肥沃な土地が香り高い葉を生むとされます。
主な宗教
カトリック系の人が多いですが、宗教は原則として自由。
アフリカ起源の宗教

スペインの植民地だったことからカトリック信者が多いのですが、アフリカ起源の宗教も浸透しています。カトリックなどの宗教と融合し、独自の発展を遂げました。 サントやオリーチャといった複数の神々が占いや憑依で人々にメッセージを伝える「サンテリーア」、自然界のあらゆる存在に霊力がいると考える「レグラ・デ・コンゴ」、男性秘密結社の「アバクア」などがあります。このほかにもアフリカ系の宗教が影響を与えている面がいくつもあり、キューバの宗教世界は自由ですが奥深く広がっています。

言語
公用語はスペイン語。
  • ワンポイント・スペイン語
  • おはよう:ブエノスディアス
  • こんにちは:ブエノスタルデス
  • こんばんは:ブエノスノーチェス
  • ありがとう:グラシァス
  • さようなら(また会いましょう):アディオス(アスタラビスタ)
  • はい:シ
  • いいえ:ノ

経済状況

経済状況 [データ]一人当たりの国内総生産(GDP)は6,833アメリカドル(2013年/ECLAC)、物価上昇率は2.1%(2012年/国家統計局)、経済成長率は2.7%、失業率は3.3%(2013年/国家統計局)。
[概要]主要産業は観光業、農業(砂糖・タバコ)、鉱業(ニッケル)等。最近は医療分野(眼科医の海外派遣)にも力を入れています。他方、国内では格差の拡大や腐敗等の問題が深刻化しています。ベネズエラや中国との緊密な経済関係等を背景にキューバ経済は高い成長率を記録するものの、近年の国際的な経済危機及びハリケーン被害等により成長率が急速に鈍化しています。※参考資料2016年1月/外務省HP・各国地域情勢
ビジネス環境 貿易総額は海外への輸出が約5,283百万ペソ、輸入が約14,706百万ペソ。主要貿易品目は輸出が鉱物(ニッケル)、医療品、輸入が燃料類、機械・輸送機械など。主要貿易相手国は輸出がベネズエラ、カナダ、オランダ、輸入がベネズエラ、中国、オランダ領アンティル(2013年/国家統計局)。
日本との関係 [対日貿易]外務省HP・各国地域情勢における財務省貿易統計によると輸出が約20億円、輸入が約42億円。主要品目は輸出がたばこ、魚介類(えびなど)、輸入が電気機器(充電機器など)、一般機械(事務用機器など)等(2014年/財務省貿易統計)。
[日本の経済協力]キューバの主要援助国は米国、スペイン、スイス、日本など(2012年/外務省HP・各国地域情勢)。援助実績は2013年までの累計で(1)有償資金協力はなし、(2)無償資金協力は約22億円(交換公文ベース)、(3)技術協力は約53億円(JICA経費実績ベース)。※参考資料2016年1月/外務省HP・各国地域情
医療と教育の国キューバ

キューバにおいて、医療費と教育費は無料。「万人に平等な社会を」というカストロの理念が実現されている国です。
医療においては、医師の数が2008年で7万1000人と、人口比では日本の2倍。医療品開発や医療のサービス分野でも高い技術を誇り、ワクチン類は輸出品目の1つになっています。中南米、アフリカなどに医療支援も行っています。
教育においては、識字率も就学率も100%近く、アフリカ系の人々や女性の社会進出も平等。途上国から多くの留学生を受け入れています。

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  • DTACキューバ観光情報局長 池上和徳(Kazunori Ikegami)
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