【定額制音楽配信サービスに関する調査】直近1年間にサービスを利用した人は約24%。1ヶ月あたりの利用金額が500円以上の人は、有料利用者の6割強で増加傾向

アンケート調査データ

  • アンケート調査名定額制音楽配信サービス
  • アンケート調査日2024/9/1
  • アンケート調査媒体インターネット調査
  • アンケート調査実施企業マイボイスコム株式会社
  • アンケート調査方法インターネット調査
  • アンケート調査対象者MyVoiceのアンケートモニター
  • アンケート調査人数9209人
  • アンケート調査設問数空欄問
  • 配信日2024年10月16日 15時10分

アンケート調査の概要

本調査は、マイボイスコム株式会社が実施したもので、定額制音楽配信サービスに関するインターネット調査です。2024年9月1日から9月7日の間に、9,209名を対象に実施されました。調査の目的は、定額制音楽配信サービスの利用状況、利用機器、利用金額、さらにはサービスに対する意向について把握することです。特に、近年急速に普及している定額制音楽配信の動向を探ることが目的です。

調査方法はインターネット調査で、MyVoiceのアンケートモニターを通じて行われました。回答者は、多様な属性を持つユーザー群から構成されており、年齢層や性別、地域なども幅広くカバーしています。

アンケート調査の結果

この調査の重要な結果としては、以下のポイントが挙げられます。

まず、直近1年間に定額制音楽配信サービスを利用した人は約24%とされています。特に、週に1回以上サービスを利用している人は約20%に達しており、特に10代・20代の若者においては、約90%がこのサービスを利用していることが示されています。

さらに、利用したサービスについても調査が行われており、最も利用されているのは「Amazon Music Prime」であり、37.5%の利用者がこれを選択しています。次いで、「Spotify」が27.8%、その他の「YouTube Music」や「Apple Music」は約14%から16%といった割合です。特にApple Musicの利用は10代・20代で高く、一方でAmazon Music Primeは年齢層が高い男性に多く利用されています。

利用機器に関しては、76.9%の人がスマートフォンを利用していることがわかりました。パソコンからの利用は36.2%、スマートスピーカーやタブレット端末からの利用はそれぞれ1割強となっています。また、Amazon Music Unlimitedの主利用者においては、スマートスピーカーの利用が他の層よりやや高い傾向にあります。

利用金額については、有料サービスを利用している人の中で月額500円以上を支払っている人が約4割に達し、有料利用者全体の60%以上を占めています。過去の調査と比較すると、利用金額が増加傾向にあることも確認されています。

利用意向については、「利用したい」「まあ利用したい」という層が全体の約20%を占めており、これは2017年以降増加傾向にあります。特に10代・20代ではこの割合が高く、70%を超える結果になっています。

アンケート調査の活用法

この調査結果は、ビジネスマンや法人経営者、マーケティング担当者にとって、今後のビジネス戦略やマーケティング施策を考える上で非常に有用です。その具体的な活用法について以下に整理します。

まず、定額制音楽配信サービスの利用状況や利用者の傾向が明らかになっているため、これを基にターゲット層の絞り込みができます。特に、10代や20代の若者が多く利用していることを踏まえたマーケティング戦略を考える必要があります。この層に対するプロモーションや広告展開を行うことで、より高い効果が期待できるでしょう。

次に、利用機器のデータも重要な情報です。76.9%の利用者がスマートフォンを通じて音楽を聴いていることから、モバイル向けのサービスやアプリケーションの開発が求められることが分かります。また、スマートスピーカーの利用率も無視できないため、音声アシスタントとの連携や対応アプリの開発も重要な戦略となります。

利用金額に関するデータは、サービスの価格設定やプランの見直しに役立ちます。利用者の4割が月に500円以上を支払っている現実を考慮し、競争力のある価格設定とともに、付加価値を提供するサービスの開発が求められます。これにより、ユーザーのロイヤルティを高められる可能性が高まります。

また、利用意向やその理由、利用したくない理由に関するコメントは、商品開発やサービス改善のためのフィードバックとして活用できます。利用者が持つニーズや不満を聞くことで、よりユーザー中心のアプローチを行った販売戦略を立てることができるでしょう。

加えて、調査結果を活用して、競合他社との差別化戦略を考える際のデータとしても利用できます。具体的なデータを元に競争優位性を確立するための参考としては非常に価値が高いと言えます。これにより、競争の激しい市場において、自社のサービスや製品を適切にアピールするための基盤を築くことができます。

総じて、定額制音楽配信サービスに関するこの調査の結果は、多角的なビジネス戦略を考える上で非常に重要な情報源となるでしょう。

アンケート調査のプレスリリース本文はこちら
出典 PR TIMES

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