アンケート調査データ
- アンケート調査名おにぎりの購入に関するアンケート調査
- アンケート調査日2024/9/20
- アンケート調査媒体インターネット
- アンケート調査実施企業株式会社くふうカンパニー
- アンケート調査方法インターネットによる調査
- アンケート調査対象者トクバイユーザー
- アンケート調査人数6564人
- 配信日2024年10月8日 17時46分
アンケート調査の概要
このアンケート調査は、「くふう生活者総合研究所」が30〜50代の女性を中心に利用されているチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」のユーザー6,564名を対象に実施され、2024年9月20日から9月23日までの期間で行われました。アンケートのテーマは「おにぎりの購入」に関するもので、生活者がおにぎりを購入する際に重視するポイントや予算に関する情報を収集することを目的としていました。この調査は、米不足の影響を受けながらも、新米の季節に合わせた屋外での食事機会が増える中、おにぎりがどれほど重要な食品であるかを明らかにすることを意図しています。
調査概要は次の通りです:
- 調査テーマ:「おにぎりの購入」に関するアンケート調査
- 調査エリア:全国
- 調査対象者:「トクバイ」ユーザー
- サンプル数:6,564名
- 調査期間:2024年9月20日(金)〜2024年9月23日(月・祝)
- 調査方法:インターネットによる調査
この調査から得られた結果は、生活者の嗜好や購入行動、価格に対する感度など、様々な側面からおにぎりの人気とその背景を探るための貴重なデータを提供しています。
アンケート調査の結果
この調査結果は、以下のような重要な発見をもたらしました。
1)おにぎりの人気と購入状況
調査結果の中で、82.2%の回答者が「おにぎりが好き」と答え、さらに「どちらかといえば好き」と回答した人を加えると約97%が好意的な意見を持っています。特に、好きな具の上位には「鮭」(56.8%)、「ツナマヨ」(34.8%)、「明太子」(32.3%)がランクインしており、これらは日本の伝統的な味としての地位を持っていることが分かります。
2)購入行動に関する詳細
「市販のおにぎり」についての購入状況を尋ねたところ、「よく購入する」と答えたのは17.0%、半数以上の55.5%が「ときどき購入する」と回答しました。重視するポイントとしては、「具」が81.8%、「価格」が64.2%であり、日常生活においておにぎりが与える経済的な影響が明らかになりました。予算に関しては、約20.3%が「1個140円まで」と回答しており、より高額なおにぎりも受け入れられている(18.6%が「200円まで」と回答)ことから、消費者が品質や独自性を求めていることを示しています。
3)購入場所の傾向
おにぎり購入の主要なチャネルとしては、コンビニエンスストアが85.0%と最も高く、次いでスーパーマーケットが64.7%でした。スーパーマーケットで購入する理由としては、「ついで買いできる」と「安さ」が挙げられており、生活者が便利さを求めていることがうかがえます。また、近年ではドラッグストアでも食料品コーナーが充実してきており、生活者の選択肢が多様化しています。
この調査結果は、消費者のニーズを把握し市場動向を理解するためのデータとして十分意味を持つものとなっています。また、おにぎりに関する投票企画「おいしいもの総選挙2024」においてもスーパーマーケットのおにぎりが高く評価されており、今後の売り上げやプロモーション戦略においても参考となるでしょう。
アンケート調査の活用法
この調査結果は、ビジネスマン、法人経営者、マーケティング担当者にとって以下のように多様な活用法が考えられます。
1)商品開発や改良の指針
調査結果を基に、消費者が好む具材や価格帯を理解することで、商品開発や既存商品の改良に活かすことができます。特に、人気の具材(鮭、ツナマヨ、明太子)を使用した新しいうま味や食感のあるおにぎりの開発を検討することは、市場ニーズに応える鍵となるでしょう。また、高価格帯のおにぎりをターゲットにする場合は、高級な具やボリュームの観点からの独自性を訴求することが重要です。
2)マーケティング戦略の見直し
購入場所の傾向を踏まえたマーケティング戦略の見直しが求められます。特に、スーパーマーケットでの「ついで買い」を促進するためのキャンペーンやプロモーション、コンビニとの違いを明確にする広告手法を考えることができます。また、ドラッグストア等新たなチャネルへの参入も考慮する価値があります。
3)価格設定の戦略立案
調査結果による価格に対する感度を分析することで、最適な価格設定を行うことが可能です。140円までの価格帯での販売が多くの支持を得ている一方、高品質を追求する層も存在するため、異なる価格帯で複数のラインを展開することが考えられます。例えば、コストパフォーマンスと独自性を兼ね備えた高級品を提供することで、ブランドの幅を広げることができるでしょう。
4)消費者のライフスタイル調査との連携
調査結果を活用して、加えて生活者のライフスタイルや行動パターンをより深く理解するために、他のアンケート調査やデータと組み合わせて分析することが可能です。特に季節に応じた需要の変化や、大規模イベント(運動会や行楽など)に関連する購買行動を調査することで、マーケティング戦略や販売戦略に新たな視点を提供できます。
これらの活用法は、企業が市場で競争力を高め、消費者の期待に応えるための重要なステップとなるでしょう。また、調査の結果を受けて柔軟に対応できるかが、今後の市場における成功を左右するかもしれません。
出典 PR TIMES