アンケート調査データ
- アンケート調査名結婚式を挙げた理由と結婚式に対する満足度
- アンケート調査日2024/9/25
- アンケート調査媒体インターネット調査
- アンケート調査実施企業株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
- アンケート調査方法インターネット調査
- アンケート調査対象者T&Gの式場で2023年3月31日までに結婚式を挙げた顧客
- アンケート調査人数2349人
- 配信日2024年10月17日 13時00分
アンケート調査の概要
テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)が実施した「結婚式を挙げた理由と結婚式に対する満足度」に関するアンケート調査は、全国のT&G式場で結婚式を挙げたカップルを対象に行われました。調査は2024年9月25日から10月2日までの期間に実施され、有効回答数は2,349人でした。調査対象は2023年3月31日までに結婚式を挙げた顧客で、回答者の内訳としては挙式後5年以下が59%、挙式後6年から10年目が33%、11年目以上が8%でした。
この調査は結婚式に対する意識や満足度、さらには結婚式に対する関心の有無がどのように結婚式の実施に影響を与えるかを探ることを目的としています。特に、結婚式に興味や憧れを持たない人々が、なぜ結婚式を挙げたのか、そしてその後の満足度がどのようなものだったのかを明らかにすることが重要なテーマとして設定されています。主な調査項目は、結婚式を挙げた理由、挙式後の満足度、そして式の意義や役割に関するものでした。
アンケート調査の結果
調査結果からは、結婚式に対する興味や憧れがあったカップルとそうでなかったカップルが、それぞれ異なる動機で結婚式を挙げたことが明らかになりました。結婚式に興味や憧れがあった方の多くは、「親御様、家族に感謝を伝えるため」や「ゲストに楽しんでもらうため」が主な理由として挙げられ、約80%以上がこれに該当しました。また、これに関連して「自分たちが楽しむため」といった自己中心的な動機もあったものの、基本的にはゲストとの関係を重視する傾向が見られました。
一方で、結婚式に対して興味や憧れがなかった方では、「親御様、家族に感謝を伝えるため」が引き続き最も多い理由となったものの、「親御様の勧め」や「パートナーの希望」という理由も多く見受けられ、特に結婚式を経て新たな意義を見出した人々の存在が確認されました。このように、興味がなかった方の中でも、実際に結婚式を挙げることで得られるポジティブな体験は多いことが示唆されています。
さらに印象的な点は、全体の99%が「結婚式をして良かった」と回答したことです。特に、興味や憧れを抱いていなかった方の96%も同様に感じており、これが示すのは、結婚式に対するハードルが思った以上に低く、実施してみるとその満足度が高いことを意味しています。具体的な意見としては、ゲストとの交流や思い出の時間を持てたことが多く挙げられ、結婚式の意義が個人の意向を超えたものと理解されたことが分かります。
また、パートナーが結婚式に意欲的でなかったケースにおいても、その後の満足度が高いことが注目されます。意欲的ではなかった12%のパートナーの93%が挙式後に「良かった」と感じているため、この現象は結婚式が持つポジティブな影響を再確認する材料となっています。
アンケート調査の活用法
このアンケート調査の結果は、今後のマーケティング戦略やブライダル業界におけるサービス向上に大いに役立ちます。まず、結婚式を挙げる動機や背景に関する深い理解をもたらすことで、カップルに対して適切な提案を行うことが可能になります。特に、興味や憧れがなかったカップルに対しては、感謝の気持ちやゲストとの関係を重視したテーマを強調することで、結婚式の意義をより実感できるようなプランニングが期待されます。
さらに、調査結果はターゲットマーケティングにおいても有効に活用できます。特定の顧客層に対して、感謝の意を表する結婚式の提供や、ゲストを中心に据えたプランを提案することで、より多くのカップルが結婚式を挙げやすい環境を整えることが可能です。また、興味がなかった方が満足する要素を把握することで、マーケティングメッセージを効果的に伝えることができるでしょう。
ブライダル業界の企業は、お客様の声をもとにサービスや商品を改善し、顧客満足度を向上させることが求められます。アンケート調査を踏まえた商品展開やプロモーション計画立案は、カップルにとって魅力的な選択肢を提供することにつながり、業界全体の発展にも寄与すると考えられます。結婚式を挙げたカップルの生の声を活用し、次世代のカップルにとってより有意義な結婚式を提供するための取り組みが期待されます。
このように、テイクアンドギヴ・ニーズの実施したアンケート調査は、結婚式の人気や紹介の促進、さらには顧客のニーズを把握する上で不可欠な情報源となり、ブライダル業界における戦略の重要な要素となるでしょう。全体として、調査の結果をビジネスにどのように反映させていくかが、業界の競争力を高める鍵になるといえます。
出典 PR TIMES