【1900人超のママが回答】子どもの新型コロナワクチン接種、結局どうした? 「接種した」は2割

アンケート調査データ

  • アンケート調査名新型コロナウイルスのワクチンをお子さんは接種しましたか?
  • アンケート調査媒体インターネット
  • アンケート調査実施企業株式会社インタースペース
  • アンケート調査方法インターネット
  • アンケート調査対象者子どもがいる方、妊娠中の方
  • アンケート調査人数1941人
  • アンケート調査設問数4問
  • 配信日2024年9月20日 09時30分

アンケート調査の概要

株式会社インタースペースが運営する日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」では、2024年8月17日から8月18日の2日間にわたり、子どもの新型コロナウイルスワクチン接種に関するアンケート調査を実施しました。このアンケートには、子どもを持つ保護者や妊娠中の方を対象とし、合計1,941人から回答を得ています。調査方法はインターネットを利用しており、具体的には「新型コロナウイルスのワクチンをお子さんは接種しましたか?」という質問が行われました。回答選択肢には「接種した」「接種していない」「検討している」「接種しないと決めている」の4つが設定されています。この調査の背景には、2024年4月以降、新型コロナワクチン接種に関する義務や自治体からの強い推奨がなくなったことがあり、保護者の判断がより重視される現状が反映されています。

アンケート調査の結果

調査の結果、最も注目すべきは「接種した」と回答した保護者が全体の約19.4%であったことです。具体的には、接種をした理由として「持病があるので重症化を防ぎたかった」「両親ともに医療職であるため、罹患の可能性が高い」という声が多く挙げられています。このことから、健康状態や家庭環境が接種の意向に影響を与えていることが明らかです。

一方で、「接種していない」と回答した人は54%に達し、その理由としては「副反応が心配」「子どもは注射が苦手」「子ども自身の判断を尊重している」といった意見が寄せられました。特に副反応に対する懸念は多くの保護者に共通するものであり、子どもに対する危険を心配する姿勢が強く見受けられます。

さらに、「接種しないと決めている」と回答した割合は23.5%でした。これらの保護者の中には「すでにコロナに罹患したため、ワクチンは必要ないと感じた」「ワクチンの安全性に対する不安がある」といった理由が挙げられています。このように、接種についての選択は多岐にわたる理由に基づいており、全体として約80%の家庭がワクチン接種に消極的であることが顕著になりました。

調査からは、保護者がワクチン接種に対して多くの不安や疑問を持っていることが浮き彫りになりました。新型コロナウイルスの流行が続く中で、ワクチンの安全性に関しての正確な情報が依然として求められている状況も示されています。

アンケート調査の活用法

このアンケート結果は、主に子育てに関わるビジネスマンやマーケティング担当者にとって重要なデータとなります。まず、ワクチン接種に対する保護者の意識を理解することで、関連商品やサービスのマーケティング戦略を構築する際に非常に役立ちます。例えば、健康関連のサービスや商品を提供している企業は、保護者がワクチンの安全性を懸念している点に着目し、安全性に関する情報提供を強化する戦略を検討できます。

また、この調査結果をもとに、企業は自社の製品やサービスを保護者に対してどのように効果的にアプローチするかを考えることができます。接種に関してポジティブな意見が見られる層をターゲットにしたプロモーションを行うことで、より多くの消費者に訴求することが可能となります。

さらに、教育機関や医療機関においても、保護者へのワクチンに関する教育プログラムや情報提供を強化することが求められます。保護者が持つ不安を解消するために、正確で信頼性の高い情報を提供することで、接種の促進や子どもの健康管理に寄与することができます。

最後に、アンケート結果を分析したり報告書を作成したりすることで、研究機関や政策決定者に対しても貴重なデータ源となるでしょう。新型コロナウイルスに関する保護者の意見を調査することで、今後のワクチン接種に向けた施策や方針の策定に役立てることが期待されます。

このように、アンケート調査の結果は、さまざまな分野での意思決定や戦略立案に活用できるため、今後も定期的な調査とその結果の分析が重要です。保護者が何を懸念し、どのような選択をしているかを理解することで、より良いサービスや製品を提供することが可能となります。

アンケート調査のプレスリリース本文はこちら
出典 PR TIMES

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