4割以上の学生が、3年生の9月末時点で「選考参加を決めている企業がある」と回答。「すでに早期選考に参加している」の声も多数

アンケート調査データ

  • アンケート調査日2024/9/13
  • アンケート調査媒体インターネット
  • アンケート調査実施企業株式会社学情
  • アンケート調査方法Web上でのアンケート調査
  • アンケート調査対象者あさがくナビ2026会員数No.1へのサイト来訪者
  • アンケート調査人数224人
  • 配信日2024年10月8日 10時00分

アンケート調査の概要

今回の調査は、株式会社学情が2024年9月13日から9月24日の期間に、2026年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施されました。調査方法はインターネット上でのアンケート形式で、対象は「アサガクナビ2026」というダイレクトリクルーティングサイトの会員です。最終的に224件の有効回答が得られ、賛同を得た学生たちの参加をもって結果が導かれました。この調査の目的は、特にインターンシップを通じて早期選考に参加する意向を持つ学生の進捗状況を確認することで、企業選考に対する学生の考え方や傾向を把握することにあります。特に、2025年卒採用からの新しい制度に基づき、インターンシップと採用の連携が如何に影響を及ぼしているかを具体的に洗い出すことを重視しています。

アンケート調査の結果

調査結果からは、学生のキャリア選択における具体的な行動が明らかになりました。まず、回答者の42.0%が「選考参加を決めている企業がある」と答えています。この数値は、学生たちが早期から自分の進む道を明確にしていることを示しています。また、選考に進みたい企業のうち、インターンシップに参加した企業で「選考に進みたい」との回答が43.5%存在することが判明しました。すなわち、インターンシップの存在が学生の企業選択に与える影響は非常に大きいということです。

さらに全体の学生の80%以上が、インターンシップやオープン・カンパニーに参加した企業の中で「選考に進みたい企業がある」と感じていることも明らかになりました。具体的には、「インターンシップの内容が充実していた」という意見や、「企業の雰囲気を知ることで選考に参加したくなった」との声が数多く寄せられています。これは、実際に企業を知ることが学生の選考参加意欲を高める要因であることを示しています。

アンケート調査の活用法

企業側にとって、この調査結果は非常に重要な情報源です。まず、学生がどのタイミングでどのように企業選択を行うかが分かるため、戦略的にリクルーティング活動を計画する際に役立てることができます。例えば、早期選考への参加意欲が高まっていることから、企業がインターンシップの質を向上させることが求められます。マッチングの精度を高めるために、インターンシッププログラムの充実度をアピールすることが、学生の参加を促進する要因として考えられます。

加えて、企業はインターンシップを通じて自社を知ってもらうための機会を増やし、それに基づく採用戦略を再構築する必要があります。インターンシップの際に得られるフィードバックを生かし、プログラムの内容を改善することで、学生との相互理解を深めることができるでしょう。また、参加した学生から得られるリアルな意見を基に、今後の戦略を練り直すのも効果的です。

さらに、この調査を基にターゲットにあったマーケティング戦略を展開することが可能です。社会人経験の浅い学生の意見をしっかりと受け入れることで、企業のブランドイメージを向上させることができ、その結果、より多くの学生にアクセスすることができます。具体的には、企業の採用サイトやSNSでの情報発信を充実させたり、オンライン説明会や動画コンテンツを活用したりすることで、より親しみやすい企業のイメージを作り上げることができるでしょう。

最後に、このようなアンケート調査を定期的に実施し、時代の流れや学生のニーズを敏感に捉えることが重要です。定期的なデータ収集を行うことで、企業は業界のトレンドを理解し、変化に適応する準備を整えることができます。将来的には、これらの調査結果をベースにスピーディーな戦略変更を行うことで、成熟したリクルーティング活動へと昇華させることができるでしょう。

以上の解説を通じて、今後のリクルーティング活動における参考になれば幸いです。企業はこの調査結果を活用することで、学生との接点をより良いものとし、相互にWin-Winとなる関係を築いていけることを期待します。

アンケート調査のプレスリリース本文はこちら
出典 PR TIMES

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