SHE、いい推しの日を前に「働く女性の推し活実態」を調査|推し活をきっかけに働く女性の「6割がビジネススキルや勉強を開始したい/4割以上がリモートワーク開始や職場・職種の変更など働き方を変えた」と回答

アンケート調査データ

  • アンケート調査名働く女性の推し活実態調査
  • アンケート調査日2024/10/18
  • アンケート調査媒体Webアンケート
  • アンケート調査実施企業SHE株式会社
  • アンケート調査方法一般+SHE会員へのWebアンケート
  • アンケート調査対象者20〜50代の有職女性
  • アンケート調査人数500人
  • アンケート調査設問数空欄問
  • 配信日2024年11月1日 09時00分

アンケート調査の概要

今回の調査は、キャリアスクール「SHElikes」を運営するSHE株式会社によって実施され、働く女性500名をターゲットとしています。調査の目的は、働く女性が「推し活」と呼ばれる現象をどのように実践し、それが彼女たちの仕事やキャリアにどのような影響を与えているかを探ることにありました。調査は2024年10月18日から10月22日の間に行われ、Webアンケート形式で実施されました。対象は20代から50代の女性であり、内訳は20代42%、30代47%、40代10%、50代1%となっていました。回答者は一般女性300名とSHElikesの受講生200名という構成です。

調査の背景には、推し活市場が8,000億円規模に達し、年々成長しているという事実があります。推し活とは、自身の「推し」の対象となるものや人に対して行う応援活動や消費行動を指し、ただ単に商品を購入するだけでなく、さまざまなクリエイティブ活動にも影響を与えています。これにより、推し活がキャリア形成やビジネススキルの向上に結びついていることが期待され、調査を通じてその実態を明らかにしようとしています。

アンケート調査の結果

調査の結果、複数の興味深い洞察が得られました。まず、働く女性の59.0%が推し活を実践しており、推しの対象としては「アイドル」が最も多く18.8%を占めていました。次いで、アーティスト、アニメ・漫画が続いています。また、推し活にかける月平均の出費では、66.4%が1万円以下であり、特に「グッズ購入」にお金が使われていることが分かりました。

さらに、推し活をきっかけにスキル獲得や勉強をする女性が34.0%に達し、人気のあるスキルとしては写真撮影やSNS運用、デザインが挙げられました。これらは、単に趣味の範囲を超えて、自己成長やキャリア形成に寄与していることを示しています。今後、身につけたいスキルのトップは動画編集であり、この傾向は、SNSやVlogといったコンテンツ発信が増加する現代の雰囲気を反映しているとも言えます。

また、約9割の女性が仕事と推し活を両立できていると回答しましたが、一方で「お金や時間の不足」が大きな課題として浮かび上がりましたさらに、推し活をきっかけにキャリアチェンジを考え、実施している女性が4割以上いることも注目すべきポイントです。多くの女性がより柔軟な働き方を求め、リモートワークやフレックス制度を好む傾向にあるとし、推し活の充実がキャリア選択に影響を与えている様子が伺えます。

アンケート調査の活用法

この調査結果は、ビジネスマンや法人経営者、マーケティング担当者にとって、いくつかの重要なインサイトを提供します。まず、推し活が女性の自発的なスキル獲得やキャリア形成に寄与していることが明らかになったため、企業は女性の趣味や関心を理解し、そのモチベーション向上を図ることが求められます。具体的には、社内研修やプログラムの内容を推し活に関連させたり、ワークライフバランスを重視した働き方を提案することで、従業員の満足度や生産性を高めることができます。

また、マーケティング戦略として、推し活に関連する商品やサービスの展開に注力することが考えられます。女性の消費意識や支出傾向を理解することで、よりターゲットに適したプロモーションや商品開発が可能となります。特に、推し活を通じたスキル獲得を支援する教育プログラムやツールを展開することで、新たな市場へアプローチする機会が生まれます。

さらに、調査結果から得られた「推し活」のニーズを汲み取り、企業としても社会的責任を果たす方向性が望まれます。例えば、推し活を通じた地域貢献や社会貢献活動を実施することで、ブランディングを強化すると同時に、企業の信頼性や親しみを増すことができるでしょう。

最後に、調査結果は、推し活がもたらす自己成長や時間の自由度が求められる時代において、企業にとっての新たな戦略的ポジションを示唆しています。働く女性のニーズに応えることが、企業の競争力を向上させる鍵となるのです。このように、今回の調査結果は、単なる消費動向を超えた大きな示唆を提供し、今後のビジネス戦略やサービス開発において重要な役割を果たすことが期待されています。

アンケート調査のプレスリリース本文はこちら
出典 PR TIMES

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