20代5人に1人が「Threadsに関心!」SNS利用とコミュニケーションに関する意外な調査結果を発表!採用戦略やターゲット理解に役立つインサイト|第5回20代転職白書Byツナグバ

アンケート調査データ

  • アンケート調査名20代のSNS利用実態に関するアンケート
  • アンケート調査日2024/10/28
  • アンケート調査媒体インターネット調査
  • アンケート調査実施企業株式会社ツナグバ
  • アンケート調査対象者20代
  • アンケート調査人数304人
  • アンケート調査設問数4問
  • 配信日2024年11月7日 09時00分

アンケート調査の概要

株式会社ツナグバは2024年10月28日から31日の間に、20代のSNS利用状況に関するアンケート調査を実施しました。この調査には304名の参加者があり、性別は男性78名、女性226名でした。調査の目的は、若年層のSNS利用頻度、使用目的、今後のSNS利用希望についての実態を把握することでした。

調査の結果、参加者の約50%が情報収集を目的にInstagramを利用しており、その一方で5人に1人(約20%)が新たに登場したSNS「Threads」に関心を寄せていることが確認されました。この調査結果は、若者のコミュニケーションスタイルやSNSへの興味が多様であることを示しており、特に「SNS疲れ」という現象が存在することも明らかにされました。

アンケート調査の結果

調査結果において、最も頻繁に利用されているSNSはInstagramで、特に女性から圧倒的な支持を受けていました。全体の50%が情報収集目的での利用を示し、この傾向は女性においてさらに顕著でした。次いで、男性の間での人気はX(旧Twitter)であり、特にリアルタイムでの情報収集を求める傾向が強く、38.5%がこのSNSをよく利用していると回答しました。これに対し、SNSとしてのFacebookはわずか3人(0.99%)にとどまり、若者のSNS選択肢から外れていることが明確になりました。

SNSを利用する目的の項目では、多くの参加者が情報収集を挙げ、全体で59.5%、女性では61.5%と高い数字を記録しました。一方、興味深いことに「友人や家族とのコミュニケーション」を目的にする人は全体でわずか10.2%であり、特にメッセージアプリの普及が影響していると考えられます。

さらに、今後利用してみたいSNSとして注目を集めたのが「Threads」であり、参加者全体の21.71%がその利用を希望。特にX(旧Twitter)のユーザーから支持を集めており、新たな利用傾向を示唆しています。また、BeRealという新興SNSへの関心も高まりつつあり、若者が選ぶSNSの多様性が感じられます。ただし、SNSを利用しない理由としてプライバシーや情報の多さによる疲れが挙げられ、SNS利用のトレンドが複雑化していることも確認されました。

アンケート調査の活用法

企業やマーケティング担当者にとって、この調査結果は多くのインサイトを提供します。まず、20代のSNS利用の傾向を把握することで、ターゲットとなる若者層の価値観や行動を理解し、具体的な採用戦略やマーケティング施策に役立てることが可能です。たとえば、Instagramの活用が高いことから、視覚的コンテンツを重視したプロモーション戦略を打ち出すことで、効果的な情報発信が期待できます。

また、SNSを使用する目的が「情報収集」に多くの割合を占めていることを考慮に入れ、企業は自社の価値や商品情報を効果的にSNSで発信する必要があります。特にInstagramを利用したビジュアル重視のコンテンツ制作や、X(旧Twitter)を通じたリアルタイム情報発信が求められるでしょう。さらに、若年層が「Threads」に関心を持っていることを踏まえ、この新しいプラットフォームを利用したプロモーションやコミュニケーション戦略を検討することも有効です。

さらに、SNS疲れが見られる一方、必要性を感じないとする層も存在するため、企業はこれらの層に対して、情報提供の仕方やコミュニケーションのスタイルを見直し、より接触しやすい方法でアプローチする必要があります。たとえば、SNSではなくイベント参加やウェビナーなど、オフラインでの接触を増やすことや、プライバシーを重視する情報発信を心掛けることが重要です。

最後に、持続可能な発展目標(SDGs)への取り組みも考慮し、社会的意義を持った情報提供や企業の姿勢を訴求することで、就職希望者や顧客からの支持を得ることが期待できるでしょう。従って、調査結果をもとに立てた戦略を地道に実践し、時折フィードバックを得ながら改善していくことが、企業の成長につながるのです。

アンケート調査のプレスリリース本文はこちら
出典 PR TIMES

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