ブレインパッド、AIを活用したさらなる業務効率化を目指しSlack AIを全社導入

アンケート調査データ

  • アンケート調査実施企業ブレインパッド
  • アンケート調査対象者エンジニア
  • 配信日2024年10月2日 11時00分

アンケート調査の概要

株式会社ブレインパッドは、Slack AIを全社で導入した意義やその影響を調査するため、社内アンケートを実施しました。この調査は、主に同社のエンジニアが多く所属する部門を対象としており、Slack AIの導入後の利用状況や利用者の満足度を把握することを目的としています。調査の結果を通じて、Slack AIが業務効率化にどのように寄与しているかを明らかにするとともに、今後の技術活用方針を定める参考にすることが期待されています。

Slack AIの導入は、情報の可視化やタイムパフォーマンスの向上、そして安全なコミュニケーション環境の整備を目的としており、これらの目的に沿った効果を具体的に測るためにアンケートが実施されました。調査項目には、Slack AIの機能に対する利用頻度、利便性、実際に業務が効率化されたかどうかの印象などが含まれています。

アンケート調査の結果

実施したアンケート調査の結果、全体の56%の社員がSlack AIを利用していることが確認されました。さらに、利用者のうち56%(全体の31%)が「便利になった(活用している)」と回答しました。このデータは、Slack AIがブレインパッド内で十分に利用され、実際に業務改善の一環として認識されていることを示しています。

具体的には、以下のような意見が寄せられました。まず、Slack AIの「まとめ機能」によって、日々の業務で扱う情報を素早く把握できるようになり、社内の協力やコラボレーションが活発化したという意見がありました。また、会話の要約機能は、特定のスレッドの進捗を効率的に把握できるため、時間を大幅に節約できるとの声も多く寄せられました。「回答の検索」機能も、必要な情報に迅速にアクセスする手助けとなり、業務のスピードアップに寄与しているとの評価がありました。

ただし、一部の利用者からは、Slack AIに対してまだ十分に使いこなせていないという声も存在しました。これに対して、ブレインパッドでは、AIツールを効果的に活用するための研修やサポート体制を整える必要性を認識しているとの意見もあり、今後の改善策として検討されています。

アンケート調査の活用法

ブレインパッドは、このアンケート調査の結果を基に、Slack AIの導入効果をさらに高めるための施策を検討しています。具体的には、以下のような活用方法が考えられます。

まず、利用率を上げるための教育プログラムの導入です。調査結果から、Slack AIを十分に活用しきれていないユーザーがいることが示されたため、効果的な使い方を学ぶ研修を行い、全社的な利用促進を図る方針です。このような取り組みは、Slack AIの機能に対する理解を深め、利用者の満足度を向上させることに寄与するでしょう。

次に、フィードバックを基にした機能改善や追加機能の検討です。アンケートに寄せられた意見や要望を分析することで、Slack AIの機能をよりユーザーフレンドリーにするための開発が進められる可能性があります。たとえば、利用者が特に重視する機能に対する強化や、新たな機能の導入を考えることで、さらなる業務効率化を目指します。

また、業務の実態に即した活用事例の共有も重要です。成功事例を社内で広く共有することで、他の部門でもSlack AIの導入メリットを実感しやすくなります。効果的な利用者の声を紹介することで、他の社員のモチベーションを高め、より多くの人がSlack AIを活用するきっかけをつくることが可能です。

最後に、Slack AIの導入によって得られたデータをもとに、今後の戦略を見直すことも重要です。業務効率化に関する定期的な評価を行い、その結果をもとにさらなる改善点を洗い出すことで、継続的な業務の最適化を図ることができます。社員からのフィードバックを単なる一時的なデータとして扱うのではなく、戦略的な方向性を示す貴重な情報として活用することが求められます。

このように、ブレインパッドはアンケート調査の結果を効果的に利用することで、Slack AIの導入効果を最大化し、より高い業務効率化を実現したいと考えています。

アンケート調査のプレスリリース本文はこちら
出典 PR TIMES

関連記事

  1. データサイエンス人材の育成を目的とした、大阪成蹊大学の企業等連携PBL授業に参画

  2. 『生成AIのビジネス活用に関する調査』ラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」と共同調査/業務で生成AIを利用している人は2割弱。仕事の効率化を実感する人は8割を超える

  3. 【ノバセル 】ad:tech tokyo 2024 ノバセルブース内にてセッション開催!

  4. 高校生の37.7%が家族と推しについて語り合う! みんなの「推し友」事情を調査

  5. 【2024年7,8,9月 / インバウンド宿泊の傾向分析調査】グループ利用が増加

  6. 弥生、令和6年度「年末調整」に関する意識調査を実施

  7. パナソニックIPマネジメントが従業員向けの研修に資料動画化サービス「SPOKES」の利用を開始

  8. 財務会計を変革せよ、DXの力で。連結会計のインプレスが「連結DXパッケージ」をリリース

  9. 【2024年6月調査】公務員の資産運用に関するアンケート調査