【調査】SNS利用で悪い影響を多く受けている方はごく一部であることが判明

アンケート調査データ

  • アンケート調査名SNSが心に与える影響
  • アンケート調査媒体インターネット調査
  • アンケート調査実施企業株式会社Trinity quest
  • アンケート調査方法インターネット調査
  • アンケート調査対象者SNSを日常的に利用している男女
  • アンケート調査人数1017人
  • 配信日2024年11月12日 15時00分

アンケート調査の概要

この調査は、株式会社Trinity questが2024年10月10日から10月13日の期間に実施したもので、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が心に与える影響に関するものです。調査対象は日本国内に住むSNSを日常的に利用している男女1,017人で、無作為に選ばれた日本在住の男女2,000人を対象に「SNSを日常的に利用していますか?」と尋ねたところ、その半数以上がSNSを利用しているとの回答がありました。

調査はインターネットを通じて行われ、参加者はSNSの利用状況とその影響について自由に意見を述べる形式で行われました。この調査の目的は、SNS利用者の心の状態や感情を把握し、SNSが社会に及ぼす影響を探ることにあります。そのため、SNSがもたらす良い影響と悪い影響のどちらが多いのかを明らかにし、日常的に利用することが心理的にどのような作用をもたらすのかを理解するためにデザインされています。

アンケート調査の結果

調査結果では、まずSNSを日常的に利用しているのは53.3%、つまり1,066人であることが分かりました。この計測は日本でのSNS利用の実態を浮き彫りにしています。次に、SNSが与える影響についてより詳しく質問したところ、54.8%の利用者が「良くも悪くも影響を受けている」と回答しました。

さらに、これらの回答を細分化すると、20.0%の回答者が「良い影響を多く受けている」とし、逆に7.3%の人々は「悪い影響を多く受けている」と答えました。その他、27.5%は「良い影響も悪い影響も同じくらい受けている」とし、45.2%の利用者は「特に影響は受けていない」と述べています。この結果から見えたのは、実際にはSNSが多くの人にとってポジティブな影響を持っていることが明らかであるという点です。

さらに、SNS上で他人の成功や生活を見た時の感情についても調査が行われました。この質問に対して、609人(59.8%)は「特に何も感じない」と回答し、残りの40.2%が何らかの感情を抱いていることが分かりました。その内訳としては、23.5%が「モチベーションが上がる」と回答し、次に「劣等感を感じる」「自分に自信が持てる」「嫉妬する」などの回答が続きました。

これらの結果は、SNSの影響が一様ではなく、個々の感受性や状況によって異なることを示しています。特に、7.3%の人々が悪い影響を多く受けながらSNSを利用し続けている点は、SNS依存症の懸念が潜むことを示唆しています。それにも関わらず、悪影響を受けている方の割合は少数であり、全体の大多数はSNSからポジティブな影響を実感しているようです。

アンケート調査の活用法

この調査結果は、ビジネスマン、法人経営者、マーケティング担当者にとって、SNSの利用の実態とその影響を理解する上で非常に重要な情報を提供します。具体的には、以下のような活用法が考えられます。

まず、マーケティング戦略の策定において、このデータを利用することでSNSを活用したキャンペーンの方向性を決定する手助けになるでしょう。SNSがポジティブな影響をもたらす人が多いことを示すデータを基に、効果的な広告戦略を展開することで、ブランドへの好感度を高めることが期待できます。たとえば、SNSにおけるエンゲージメントを高める内容のコンテンツを制作し、ユーザーとのインタラクションを促進するキャンペーンを実施することが考えられます。

また、社員向けの研修やセミナーにおいても、この調査結果を基にSNSの健全な使い方やその影響について教育することができます。特に、悪い影響を受けやすい人々への心理的サポートや、SNS依存になっている可能性のある社員へのケアは、企業としても重要な課題となるでしょう。具体的には、社内でのカウンセリングを導入したり、心理的な健康を保つためのリソースを提供することで、社員がより健康的にSNSを利用できる環境を整えることが求められます。

さらに、このデータは、SNSの利用促進キャンペーンの根拠としても利用できます。たとえば、SNSを通じた情報発信がポジティブな影響を持つことを示すことにより、業界内でのプレゼンスを高め、競合との差別化を図ることができるでしょう。

総じて、SNSの利用状況とその影響に関する理解を深めることは、現代のビジネス環境においてますます重要になっています。この調査結果を基に、SNSを通じたビジネス戦略やマーケティング、防衛策を見直すことは、今後の成功に繋がる可能性を秘めています。

アンケート調査のプレスリリース本文はこちら
出典 PR TIMES

関連記事

  1. 実はみんな汚れが気になっている!お家の壁の汚れに関する意識調査

  2. 【工場派遣はきついのか?】経験者187人にアンケート調査

  3. [国内最多26万人調査]たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング2024 男の子「碧」が1位復活、女の子「凛」が15年ぶり1位!

  4. 7割以上の総務が「評価制度は総務の仕事を適切に評価していない」と回答。「目標設定の難しさ」や「定量的な指標不足」が課題に。

  5. 78.5%の方が「夕食作りに30分以上時間がかかる」と回答。「時短・簡単」、「食材の使い切り」、「献立決め」が夕食作りのカギ!

  6. 「ハロウィン」予算6,565円で昨年の1.2倍

  7. 「お父さん」「お母さん」が多数派・・親の呼び方大調査【1000人アンケート】

  8. 【3~5人家族の電気代】ひと月の平均的な電気代は、10,000円~15,000円が約4割という結果に

  9. 【オールトゥデイ|調査レポート】金融業界従事者の約9割が電話対応をしており、失敗経験がある方は8割に上る結果に!